2016/06/18

トランスフォーメーションタロットから それは罠

そう 
それは 罠。
  
もしかしたら 
無意識に
魅了されていたり
していませんか?







OSHO トランスフォーメーションタロット

9. 最も偉大な奇蹟 Greatest Miracle

心霊現象、突然襲ってくる至福、奇蹟に巻き込まれないように注意しましょう。それらをどこかに行き着いたしるしとして見てはいけません。行き着くところはどこにもありません。ただ普通でいて、楽しみましょう。
臨済に関して言われていることだ……

 彼の弟子のひとりが別のマスターの弟子と話をしていた。相手は言った。「私たちのマスターは奇蹟の人だ。望むことをなんでもやってのけることができる。 私は彼のやった奇蹟をたくさん見てきた。自分自身の目でそれを目撃したのだ。君のマスターにはどんなすごいところがある? どんな奇蹟をやってのけること ができる?」

 臨済の弟子は言った。「私のマスターにできる最も偉大な奇蹟は、奇蹟をやらないことだ」

 それに瞑想しなさい――「私のマスターにできる最も偉大な奇蹟は、奇蹟をやらないことだ」。奇蹟的な力が起こり始めると、弱い者だけがそれを行う。強い者はそんなことはしない――今度はそれがもうひとつの罠だと知るからだ。世界が再び彼を引き戻そうとしている。

 これは最後の罠だ。静かに、見守りながら、心霊エネルギーを避けることができたら、それに巻き込まれることなく、閉じ込められることなく、それらを過ぎ去らせることができたら、そのとき初めてあなたは家に着く。それは大変な誘惑だ。

Osho SUFIS : THE PEOPLE OF THE PATH, Vol.1, pp.287-288

2016/06/17

OSHO トランスフォーメーションタロット 

6. 強欲

 あなたのマインドとその強欲さ、そして信頼の不足に気をつけなさい。強欲が変容される機会は覚醒を通して訪れます。 インドの偉大な神秘家、ナラダは、神に会いに行こうとしていた。ヴィーナを奏でながら森を過ぎてゆくと、彼は樹の下に坐っている非常に年老いた聖者に出会った。

 年老いた聖者は言った。「私からの質問をひとつ、神にたずねてみてください。私は三生にわたってあらゆる努力をしてきています。そこで、あとどのくらいの努力が必要なのでしょうかか、私の解放はいつ起こるのでしょうか? と」

 ナラダは笑って言った。「オーケー」

 さらに歩いてゆくと、別の樹の下でエクターラをもって踊り、歌っている若者を見つけた。ナラダは彼に冗談のつもりでたずねた。「君も神になにかたずねて欲しくはないかい?」

 若者は答えなかった。彼はなにも聴かなかったかのように踊りつづけた。

 二、三日してナラダは帰ってきた。彼は老人に伝えた。「神に聞いてきた。彼はさらに三生だと言っていた」

 老人は怒り狂った。自分の数珠を、自分の聖典に投げつけた。彼は言った。「それではまるで不公平ではないか! さらに三生とは!」

 ナラダは若者のところに行った。彼はまたしても踊っていた。ナラダは言った。「君はたずねなかったけれど、ついでに君のことを神にたずねてきた。でも、いまとなっては君に伝えたものかどうか……。あの老人の怒りを見て、私は言い出しかねている」

 若者はなにも言わなかった。彼は踊りつづけていた。ナラダは彼に伝えた。「私がたずねたら、神はこう言った。『その若者に伝えなさい。お前は、その下で踊っている樹についている葉の数と同じだけ生まれてこなければならない!』 と」

 すると、若者はさらにもましてエクスタティックに踊り始めた。若者は言った。「そんなに早いのか? 世界にはとても多くの樹があるし、たくさんの葉がある……たったそれだけ? 今度神のところに行ったら、彼にありがとうと伝えてください!」

  そしてその若者は、まさにその瞬間に解放されたと言われている。もし信頼がそれほどまでにトータルだったら、時間は必要ない。もし信頼がなかったら、三生ですら充分ではない。そして、これは私の感触だが、その老人はいまでもどこかそのあたりにいるにちがいない。そのようなマインドは解放されえない。そのようなマインドこそ地獄だ。
Osho THE PERFECT MASTER, Vol.2, pp.287-289

2016/06/13

OSHO 禅タロット 条件付け(コンディショニング)

OSHO 禅タロット 
大アルカナ 15
条件付け (コンディショニング)


OSHO:
自分の人格を落とさないかぎり、あなたは自分の個で あること(インディヴィジュアリティ) を見いだすことなどできない。個であることは、 存在から与えられている。人格は社会が押しつけたものだ。 人格は社会のなかでは都合がよい。

社会は個であることに耐えられない。個であることは、 羊のように追従しないからだ。個であることにはライオン の資質がある。ライオンは独りで動く。

羊はつねに群れをなしている。群れのなかにいると楽で 居心地がいいはずだと期待している。群れのなかにいると、 守られて安全な感じがする。誰かが攻めてきても、群れの なかにいれば、自分を救える可能性がいくらでもある。だ が、独りだと? ライオンだけが独りで動く。

そして、あなたがたひとりひとりが、生まれつきのライオ ンだ。だが、社会が絶えずあなたがたを羊として条件づけ ている。あなたの心(マインド) を羊としてプログラムミングしている。

それがあなたに人格、当たり障りのない人格、素敵で、と ても都合がよく、ひじょうに従順な人格を与えるのだ。 社会は奴隷を望んでいる。どんなことがあっても自由に身を捧げてい る人びとなど望んでいない。社会が奴隷を望むのは、特権 をもつあらゆる者たちが従順さを望むからだ。

解説:
このカードは、あるライオンについての禅の古くからある話を思い出させ てくれます。

このライオンは羊に育てられたのですが、年老いた ライオンに捕まって池に連れていかれ、水面に映った自分の影を 見せられるまで、自分は羊だと思い込んでいました。

私たちの多 くは、このライオンに似ています——。私たちがもっている自己 のイメージは、自分自身が直接体験したことから生じるのでは なく、他人の意見から生じます。

内側から育つことができたかも しれない「個であること(インディヴィジュアリティ) 」が、外側から押しつけられた「人格(パーソナリティ)」 に置き換えられているのです。

私たちは群れのなかのもう一匹の羊にすぎなくなってしまい、自由に動くことができず、自分自 身のほんとうのアイデンティティを意識していません。

池に映 る自分の影をよく見て、他人からの条件付けによって自分はこう だと信じ込まされてきた、そのすべてを打ち破るために、動きだす時です。

踊り、走り、揺さぶり、ジベリッシュをしましょう——。 内側で眠っているライオンを目覚めさせるために必要なこと は、なんでもやりましょう。